帰化を許された日本国民を侮蔑を込めて「帰化人」と呼ぶ自称、「日本人」がいる。僕は日本列島には日本国民はいても、ほとんどの日本国民は日本人ではない。なぜなら多くの日本国民は明治になってから名字を名乗るようになった。せいぜい５、６世代まで遡るのがやっとだ。もちろん、天皇は日本人だし天皇に認められたものたちは日本人だ。それ以外が日本人といえるだろうか。日本国民であっても日本人ではない。
出自もわからず、意思も誇りもない、偶然に日本列島に生まれ落ちた自称、「日本人」たちが帰化を許された日本国民に「帰化人」と言って蔑称するのは、アメリカの黒人差別や、かつてナチスが行ったホロコーストと変わりない。愛国心を理解せず差別を創り出している。
もともと日本において帰化は特許で、帰化が許されることは難しいものであった。それが近年の在留外国人に対する緩和に法整備が追い付かず疑わしきもの、どう考えても日本国民の要件にそぐわない（日本語を解せず、日本の歴史や文化を顧みない）ものが存在するのも確かである。しかしながら「帰化人」という線引きをすることは日本文化にそぐわない。日本文化とは勤勉で思いやりである。とはいえ、共生が日本文化とは思わない。日本文化を愛するものとは共有できる。「郷に入れば郷に従え」である。日本文化を愛さない一部の在留外国人の振る舞いは目に余るものがある。今の日本は外圧によって法整備なしに在留外国人緩和を進めた結果だ。正しき法整備（スパイ防止法）されることが急務と考える。
日本は天皇を国家元首とする国民国家である。国民国家とは単一文化を共有する国民によるコミュティだ。間違っても出自を問題にするようなものではない。日本文化を愛し育み守ることが愛国心と考える。けっして「帰化人」と発言することは愛国心ではなく、日本文化を破壊することである。これが８０年の歪んだ教育が生んだ結果であることを理解し是正しなければならない。
日本を、取り戻す。
経済を、取り戻す。
教育を、取り戻す。
安全を、取り戻す。
凶弾に倒れた故安部元総理のお言葉だ。
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